こんにちは!kazuproです!
ドラゴンクエストをやっていると、突然現れる「ぱふぱふ」していく?
ぱふぱふってなんだよ!なんかHな感じがする!?
ドラクエの中でもひときわ謎の存在である「ぱふぱふ」ですが、実はきちんとした目的があるのです。
本記事では、ぱふぱふに秘められた目的とその凄さを解説していきます。
ぜひこの記事を読んで、周りに話せるぱふぱふの真の目的を知っていってください!
サムネのパフパフを楽しめるのは↑ドラクエ11!
ドラクエに出てくるぱふぱふとは?
ドラクエをプレイしていると、突然女性のモブキャラが(たまに男)「ぱふぱふ」していかない?と話しかけてきます。
「はい」と選択すると、画面が暗転したり、近年のドラクエではハートフルな画面になったりして、「ぱふぱふ ぱふぱふ」みたいな文字が画面に流れます。
これがぱふぱふです。
プレイヤー的にはなんかHな出来事が起こるんじゃないか?とワクワクするイベントです。
子どものころにぱふぱふに遭遇したら、とんでもないことが起こるんじゃないかと期待してしまいますよね!
何が起こるか知ってからも、ぱふぱふをやるときは、親に見られていないか気にしたものです。
このようにぱふぱふは多くのドラクエプレイヤーを翻弄してきた存在です。
ぱふぱふの目的
さて、一体どうして開発陣は「ぱふぱふ」を用意したのでしょうか。
そもそもドラゴンクエストは基本的にはシリアスなストーリーです。
ドラクエは大抵、魔王が世界を支配していたり、危機に陥れようとしていて、主人公は魔物を倒して強くなりながら世界の危機を救うという話です。
そんな中、緊張感の欠片もない(ある意味緊張感ありますが)「ぱふぱふ」を用意したのは一体何故でしょう。
実は「ぱふぱふ」の存在はプレイヤーを飽きさせないための、理にかなったものなのです。
シリアスなストーリーの中、突然なんかHなイベントを発生させることの一体何が凄いのかを解説します。
人間は単調なことが続いたり、疲れると飽きる
人間って単調なことが続いたり、疲れると飽きてしまうようにできています。
それはドラクエにも言えることで、基本的にはシリアスなストーリーを延々と進めたり、レベル上げのために魔物をひたすら倒し続けると飽きてきますよね。
最初の頃はレベルが上って嬉しい!となるのですが、同じ刺激が続くと人間の脳は反応が徐々に弱まっていくようにできているため、喜びが薄れていくんです。
そのため、繰り返し作業をやっていると飽きてしまうというわけです。
予想が外れると人間の脳は活性化する
人間が飽きるメカニズムは、繰り返し与えられた刺激により、脳の反応が弱まってしまうためでした。
脳の反応が弱まる理由は、「同じことを繰り返している→これ以上学習する必要ないな」と脳が判断するためです。
そんな脳の状態を再び活性化させるにはどうすればいいでしょうか?
それは予想外のことを起こすことです。
人間の脳は予想外のことが起きると「あれ、こんなことが起きるのか!学習しないといけないな」となり、再び脳の反応が強くなります。
鋭い方ならお気づきかもしれませんが、「ぱふぱふ」はプレイヤーの予想を外すためにあるのです。
シリアスなストーリーを続けてきて、飽きが来ているプレイヤーを再びゲームに引き戻すために「ぱふぱふ」は存在しているんです。
実際に「ぱふぱふ」が登場するタイミングは大抵、大きめのダンジョンをクリアしたあとの町や、ドラクエ11では話の最後の方の長いダンジョンの途中で出てきたりしています。
いずれも大変な冒険の後で、飽きが来やすいタイミングで登場するんです。
さすが天下のドラクエです。一見意味不明な存在である「ぱふぱふ」もしっかり計算されていたんです。
私も最初にこれを知ったときは、凄すぎ・・・ってなりました。
まとめ
ドラクエのぱふぱふって一体何なんだろう?と思ったら、実はプレイヤーを飽きさせないための計算しつくされた存在だったというお話でした。
このぱふぱふのテクニックなど、人がついやってしまうように仕向ける技は「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ」という本で解説されています。
ぱふぱふ以外にも、マリオやTHE LAST OF USなどで用いられているテクニックを学ぶことができます。
ゲームだけでなく仕事にも役立てる方法などが解説されていて、非常に実用的なのでオススメです!