皆さんはロストジャッジメント(LOST JUDGMENT)という神ゲーをもう遊びましたか?
巷では「キムタクが如く」というとも呼ばれたりしている、ジャッジアイズシリーズの第二作目が本記事に記載する「ロストジャッジメント」です。ちなみに龍が如くシリーズと同じ世界線なので、龍が如くをプレイしているとより楽しむことが出来たりします。
端的に本当に面白かったです!
本記事ではロストジャッジメントの魅力を最大限ご紹介していきます。
是非、購入する際の参考にしていただければ幸いです。
じっくり遊ぶことができるゲームなので、年越しのお供としても非常にオススメできる作品ですよ!
※本記事はネタバレなしでお送りいたします。ロストジャッジメントはストーリーに楽しさの大部分が詰まっているので、プレイする際などは攻略サイトや関連情報は調べないことをオススメします。攻略サイトを見るとそのつもりがなくてもネタバレを食らったりしますからね・・・
ロストジャッジメントについて
「ロストジャッジメント」はセガの龍が如くスタジオというチームが開発した、アクションアドベンチャーゲームです。
前作ジャッジアイズの主人公である八神(演:木村拓哉)が引き続き主人公を努めます。
さらに、キムタクだけではなく玉木宏や山本耕史といった超豪華なキャストが出演していることでも話題になっています。
また、このゲームの話は「龍が如くシリーズ」の世界で繰り広げられるため、龍が如くをプレイしていた人にはおなじみの神室町や異人町などのマップや、東城会や日侠連といった組織が登場するので懐かしさや感動を覚えるかもしれません。
とはいえ、本作ロストジャッジメントは前作ジャッジアイズ、龍が如くシリーズを未プレイでも問題なく楽しむことが出来ます。
面白いの?
月並みな感想になってしまいますが、本当に面白いです!
ストーリーは特に素晴らしいポイントになっていて、物語が進むにつれて謎が解き明かされていくのは驚愕の連続でした。
自分が操作するシーンでは、前作ジャッジアイズのように大きなマップを自由に操作しながら敵を倒したり、探偵としての依頼をこなしたり、女の子とデートしたりと色々とやることが出来ます。
ただしキャラの操作には少々癖があるので、人によっては好みが分かれるポイントになるかもしれません。マップ上のほとんどの物体が触れるオブジェクトとして存在しているため、飲食店の椅子など触れるだけで吹き飛んでいきます。リアルではありますが、ゲームとしては動かなくてもいいかなあと感じたりするところです。
何をするゲームなの?
ロストジャッジメントはリーガル・サスペンスというジャンルのゲームで、法廷もののストーリーです。
超概要あらすじ
本作では、とある現職警官が起こした痴漢事件における裁判中に、別の事件で死体が発見された被害者の名前を言い当てるところから物語が始まります。
警官は痴漢事件の容疑者として拘留されていたため、その死体について知っているはずがないのです。
この事件について、探偵である主人公の八神が調査して謎を解き明かしていくというのが、ロストジャッジメントでやることになります。
ゲーム性について
法廷ものではありますが、ゲーム性としては龍が如くシリーズを継承しているため、敵と殴り合いの戦いをすることがメインと言っても過言ではありません。
戦闘→調査→謎解き→戦闘→謎解き→戦闘→調査→戦闘 くらいの勢いで戦闘成分が含まれているため、龍が如くシリーズのファンでも安心して楽しむことが出来ます。
なお、戦闘については前作ジャッジアイズ、龍が如く0-6までと同様、フリーに戦闘するスタイルです。
直近の龍が如くシリーズである「龍が如く7」のターン制コマンドバトルではないため、龍が如く7をイメージしている方は注意が必要です。公式の戦闘シーンを見てからの購入をオススメします。
ちなみに、アクションが苦手な方向けの難易度が用意されているため、ゲームが苦手だけど遊んでみたいという方でも安心してプレイすることが可能です。
ユースドラマ
また、本作では大型のサイドストーリーであるユースドラマというものが用意されています。ストーリー本編の舞台となる高校で生徒たちと様々なドラマを楽しむことが出来ます。
このユースドラマは賛否両論ありますが、私は非常に面白いコンテンツだと思っています。
クリアまでのプレイ時間は?
以下のようなプレイをしてエンディングまで約40時間ほどです。
- 難易度はNORMAL(標準の難易度です)
- 狙ってレベル上げはしていない
- クリアするためには必要ないサイドストーリーを15時間くらいプレイ
- ユースドラマは半分くらいクリア
このため、サイドストーリーをやらずにストーリーを集中的にプレイするだけであれば、20時間程度でクリア可能です。
もちろんサイドストーリーも非常に面白いため、これもクリアするとゲームにある程度慣れている人でも60時間程度はガッツリ遊ぶことができます。
ちなみにトロフィーコンプリートのためには、そこそこ多いコレクション要素のコンプリートが必要であるため、100時間超えのプレイ時間が必要になってきます。
ロストジャッジメントはこんな人にオススメ
今年発売したゲームの中でもTOP5に入る面白さなので、割と誰にでもオススメできますが、以下のいずれかに当てはまる人には、より具体的にオススメできます。複数に当てはまる場合はより強くオススメしたいところです。
- 龍が如くシリーズをプレイしたことがあって楽しめた人
- ムービーが多くてもOKな人
- 敵を倒して強くなるアクションゲームが好きな人
- ミニゲームが好きな人
- 出演者に好きな人がいる人
龍が如くシリーズをプレイしたことがあって楽しめた人
龍が如くシリーズを楽しめていた人は、基本的に問題なく楽しむことができるはずです。
引き続き名越さんが監督しているため、龍が如くの雰囲気が好きな方は問題なく楽しめることは間違いありません。
ただし前述したとおり、戦闘については直近の龍が如くシリーズである龍が如く7のような、ターン制コマンドバトルではない点には注意が必要です。
ムービーが多くてもOKな人
ロストジャッジメントはストーリーが非常に面白いです。
それに伴い、ゲームをプレイしている中でムービーを見ている時間がそこそこあります。
体感でプレイ時間の1/3から半分くらいはムービーを見ることになります。(スキップしない場合)
そのため対戦ゲームのように、自分が操作している時間が大部分を占めるゲームが好きな場合はムービーの多さにびっくりしてしまうかもしれません。
とはいえ物語が相当に面白いゲームであることは間違いないため、ムービーを見ていて飽きるということはありません。
敵を倒して強くなるアクションゲームが好き
ロストジャッジメントでは敵を倒すと、経験値のようなポイントが手に入ります。その経験値を使用して主人公を強化して強くすることができます。
個人的にはゲームをやっていて楽しいポイントはここだと考えています。
主人公を強化すると、単純に攻撃力が上がり敵を素早く倒すことができるようになったり、特殊なスキルを習得することで、敵の攻撃を受け流してスタイリッシュな戦闘を楽しむことができるようになります。
成長していく過程が楽しすぎて、そのへんのザコ敵をしばき倒すことなるのは間違いありません。
ミニゲームが好きな人
ゲーム本編ではメインストーリーでプレイする戦闘や探偵だけではなく、多くのミニゲームが用意されています。
ダーツやバッティングセンター、ドローンレース、スケボー、ボクシング、麻雀、音ゲーなど多種多様なミニゲームをプレイすることになります。
いずれのゲームもなかなか奥深く、じっくり遊ぶことが出来ます。
私のイチオシはドローンレースで、正直めちゃくちゃおもしろいです。ドローンレースだけでも10時間以上遊べてしまうかもしれません。横浜をモデルとした異人町中をドローンでかっ飛ばすのは非常に気持ちいいですよ!
スケボーと音ゲーもかなり楽しいのでビビっています。
前作ジャッジアイズから一番進化したのは、このミニゲームたちかもしれません。
ただし賛否が分かれるかもしれませんが、ロボットコンテストは遊んでいてあまり面白くなかったので、一部のゲームは人によって評価が変わるでしょう。
出演者に好きな人がいる人
ロストジャッジメントではキムタクだけではなく、玉木宏や山本耕史などのベテラン俳優がキャスティングされています。
龍が如くシリーズではおなじみですが、声だけの出演だけではなくキャラクターの見た目も俳優さんのモデルとして出演しています。
ここ数年の龍が如くシリーズでは、出演している俳優さんのモデルクオリティがものすごいことになっていて、パット見で本人であることが分かりますし、本物の人間だと言われても驚かないレベルです。
そのため、出演者に好きな人がいる人は声だけではなく、映像でも堪能することが出来るのです。
キムタクは本当にイケメンでした。
ロストジャッジメントが向いていない人
ゲームである以上、ジャンルがありコンセプトがあるので向いていない人ももちろんいます。
私がプレイして感じた、こんな人にはオススメできないかもポイントを列挙してみます。
- 殴り合いが嫌いな人
- 汚い言葉遣いが嫌いな人
- 現実に近いゲームが嫌いな人
- 長いムービーをゲームに期待していない人
殴り合いが嫌いな人
ロストジャッジメントはリーガル・サスペンス超大作ですが、根本的にはアクションゲームです。
ゲーム中での戦闘は殴り合いか、武器を使った戦いになります。
それに敵がゾンビや魔物ではなく人間です。
戦闘を避けることはストーリーの進行上不可能なので、人間同士の殴り合いに嫌悪感を覚える場合は、プレイを避けたほうがいいです。
汚い言葉遣いが嫌いな人
このゲームの敵は大体半グレやヤクザ、マフィア、チンピラです。
ガンガン汚い言葉を使ってきます。
要注意ポイントです。
現実に近いゲームが嫌いな人
近年のゲームの進化に合わせて、ロストジャッジメントもビジュアルのクオリティが非常に高いものになっています。
本作を含む龍が如くシリーズは、現実に近い方向でビジュアルが作成されています。
例えば神室町というマップは歌舞伎町をモデルに再現されているのですが、神室町で主人公を操作していると、歌舞伎町を歩いているような気分になります。
ゲームでまで現実世界を歩きたくないよ!ゲームはファンタジーな世界で楽しみたい!という場合はあまりオススメできません。
長いムービーをゲームに期待していない人
ゲームは自分が操作してなんぼ!長々とムービーなんて見たくないわ!という方はプレイを避けたほうが良いでしょう。かなり長い時間ムービーを見ることになります。
自分で操作できるドラマを見ると割り切ってプレイするなどしないと、序盤でプレイを止めてしまう恐れがあります。
まとめ:神ゲー間違いなしです
ロストジャッジメントは2021年に発売したゲームの中でもTOP5に入ってくるほどの作品でした。
バイオハザード8やテイルズオブアライズなどの良作が多い2021年ですが、間違いなくロストジャッジメントもそこに並んでくる神ゲーであることは間違いありません。
秋冬の長い夜に是非とも遊んでみてほしい1作でした。
ネタバレは見ないで遊んでくださいね!