ブラインドタッチを習得するために練習している方は、タイピングをするときにブラインドタッチをしようと意識していますか?
ブラインドタッチを習得していないうちは、手元を見たほうが速く打つことができるので、仕事中は無意識にブラインドタッチをせず、手元を見ながらタイピングしていませんか?
私はまさにそんな感じでした。結果的に、意識を変えるまではブラインドタッチを習得できなかったのです。
ブラインドタッチを習得したい場合、ブラインドタッチを常に意識しないと永遠に習得できないという話をします。
ブラインドタッチがなかなか習得できない理由
長い間ブラインドタッチの練習をしているけれど、なかなか身につかないんだよねえという声をよく聞きます。
結論から申し上げると、ブラインドタッチを習得できない理由は「タイピングをするときにブラインドタッチをしていない」からです。
いったい何を言っているんだ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ブラインドタッチを習得したい方は、ブラインドタッチを練習しているときだけではなく、タイピングをする全ての時間でブラインドタッチをしていないのではありませんか?
ブラインドタッチはスポーツと同じで、やり方を覚えたら、後はひたすら体に染み込ませる必要があります。
私もブラインドタッチをなかなか習得できなかった一人なのですが、ブラインドタッチを練習しよう!というときには極力手元を見ないようにして、ブラインドタッチをしていました。
しかし、ブラインドタッチを習得できていないときは、どうしても手元を見ながらかつ、自分の癖がある状態で文字を打ったほうが速いので、ブラインドタッチではなく、手元を見ながら正しい運指もせずにタイピングをしていました。しかも業務中ずっとなので、8時間くらいそれを続けているわけです。
ちなみに、ブラインドタッチの練習は1時間くらいしかやっていませんでした。
これがブラインドタッチを習得できない理由だったのです。
野球で例えると、正しいフォームで1時間素振りをした後に、自分の癖だらけの間違ったフォームで8時間素振りをしているようなものです。
それでは習得できないのは明白ですよね。正しいフォームが間違ったフォームで上書きされてしまいます。
ブラインドタッチを習得するには常に意識すること
ブラインドタッチを習得するには、タイピングするときには常にブラインドタッチを意識する必要があります。
スポーツと同じで、指に正しいフォームを染み込ませる必要があるのです。
正しいフォームを指に染み込ませるためには、全てのタイピングの時間をブラインドタッチするように意識しましょう。
例えば、業務時間中にも可能な限りブラインドタッチをするようにしてみましょう。確かにブラインドタッチが身につくまでは、ミスタイピングもするし、なかなか文字を打つことができないかもしれません。
しかし、業務中の時間をブラインドタッチに置き換えたということは、1日に8時間正しいフォームで素振りしているようなものです。
正しいフォームで素振りを続けていれば、かなり早くブラインドタッチを習得することができます。
一度ブラインドタッチを指に染み込ませることができれば、その後は正しいフォームで文字を打ち続けることができるので、どんどんタイピングの速度が早くなっていきます。
ブラインドタッチを習得することができれば、画面と手元を目が行ったり来たりする必要がなくなるので、文字を打つのも速くなりますし、肩凝りもしにくくなります。
習得して損することはないですし、意識さえすればすぐに習得できますよ。
私も業務中にブラインドタッチを意識して行うことで、1週間くらいで手元を見なくても打てるようになり、後は正しいフォームでタイピングをずっと行っているので、どんどんタイピングの速度が速くなっています。
まとめ
ブラインドタッチを習得するには、常にブラインドタッチを行うことを意識することで、タイピングをするときには常にブラインドタッチの練習をすることがベストです。
ブラインドタッチの練習時間を作りその時間は正しいフォームで練習していても、業務中などに間違ったフォームでタイピングをしているということは、数時間正しいフォームで素振りをしているが、業務中の8時間程度を間違ったフォームで素振りしていることと同様です。
正しいフォームを身につけるためにも、業務中を含み全ての時間でブラインドタッチをするようにしましょう。
初めの頃はうまく文字が打てなくて大変かもしれませんが、すぐに慣れますし、早くブラインドタッチを習得できますよ。
タイピングをするときに、パームレストを使用することをおすすめします。キーボードの手前において手首を支えてくれるものです。
手首の高さが固定されるので、疲れを予防してくれるだけではなく、タイピングをするときに手首の高さが固定されていると、キーの打ち間違いを減らすことができます。
個人的には手首を守るための方が強い理由ですが、いずれにせよ持っていない方は用意したほうが良いと思います。手首を一度怪我すると後に引きずりますので。。。