雑記

飛行機にモバイルバッテリーは持ち込める?2026年の個数・容量・充電ルール

空港へ出発する前にモバイルバッテリーを手元の荷物へ分ける
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旅行の荷物を詰め終えてから、モバイルバッテリーをどこへ入れるかで手が止まる。 スーツケースなら邪魔にならないけれど、預けてよいのか分からない。 去年は機内で充電した記憶があっても、「ルールが変わった」と聞くと、同じ準備のまま空港へ向かうのは不安が残ります。

2026年8月31日に確認した国土交通省のルールでは、モバイルバッテリーは預け入れ不可、1人2個まで、1個あたり160Wh以下です。 機内ではバッテリー自体を充電せず、バッテリーからスマートフォンなどへの充電もしない扱いになっています。 容量を確かめて個別に保護し、機内では座席上の収納棚に入れず、手元で管理します。

私は、飛行機に乗るためだけに大容量品へ買い替える必要はないと思います。 先に見るのは、今あるバッテリーの表示と状態、それから搭乗する航空会社です。 旅行中の電池切れは気になりますが、機内で使えない電源を増やしても、飛んでいる間の不足は解決しません。 出発前に充電する場所まで決めると、持ち物はむしろ絞りやすくなります。

2026年4月24日から変わったこと

以前調べた記憶がある人ほど、持ち込み個数と充電の扱いを見直したいところです。 2025年夏の案内にあった「常に状態を確認できる場所で充電する」という条件だけでは、2026年の準備には足りません。

国土交通省の2026年4月14日発表では、同年4月24日から、持ち込むモバイルバッテリーを2個までに制限し、機内でのバッテリーへの充電と、バッテリーから他の電子機器への充電をしないよう求めています。 預け入れ禁止、160Wh以下、短絡防止、座席上の収納棚へ入れない扱いも続いています。

小さいものなら3個持ってよい、という判断はできません。 個数と容量は別々の条件です。 10,000mAhの製品を3個持つ場合も、モバイルバッテリーとしての2個の上限を超えます。 逆に、2個以下なら容量を見なくてよいわけでもありません。

荷造りでは、情報を覚え直すより手元の物に当てはめる方が早いと思います。 まずは、この順番で持って行く物を減らします。

確認すること 出発前の判断
膨張や破損、異常な熱、リコール対象の有無 問題がある物は旅行に使わない
本体のWh表示と航空会社の容量条件 確認できない物はメーカーと航空会社へ問い合わせる
モバイルバッテリーの個数 1人2個以内にする
100Whを超える予備電池の有無 モバイルバッテリーとの組み合わせも調べる
荷物の入れ先 預ける荷物から外し、個別に保護して機内へ持つ
機内での充電予定 バッテリーを使わない計画に変える

スマートフォン1台で街歩きをする旅行なら、手持ちの1個で足りる人もいるはずです。 「2個まで」は、2個そろえる推奨ではありません。 必要な数を決めてから、航空会社がその持ち方を認めているか確かめれば十分です。

モバイルバッテリーをスーツケースから分けて小さな手荷物へ移す

容量はmAhだけで決めず、本体のWhを見る

商品名や箱には「10,000mAh」「20,000mAh」と大きく書いてあるのに、航空会社の案内は「Wh」。 単位が変わるだけで、どこまで持ち込めるのか迷いやすくなります。 ここは本体の小さな表示を見る方が、検索を繰り返すより確実です。

Whは、電池に蓄えられる電力量を表す単位です。 モバイルバッテリーにWhの表示がある場合は、その値を出発便のルールと照合します。 「急速充電65W」などのW表示は、Whの代わりにはなりません。 Wは電力、Whは電力量なので、数字が似ていても比較する対象が違います。

Whの記載がなく、定格容量と定格電圧が分かる場合、羽田空港の案内は次の計算式を示しています。

Wh = 定格容量(mAh)× 定格電圧(V)÷ 1,000

たとえば、定格容量10,000mAh、電池の定格電圧3.7Vと確認できるなら37Whです。 同じ3.7Vを前提にすると、20,000mAhは74Wh、27,000mAhは99.9Wh、30,000mAhは111Whになります。 これは計算の例で、各製品の持ち込みを保証する一覧ではありません。

少し引っかかるのは、充電用の出力電圧を計算に使ってしまうことです。 本体に5V、9V、20Vと複数の数字が並んでいても、どれでも掛けてよいわけではありません。 取扱説明書やメーカー公式の仕様から、電池容量に対応する定格電圧を確認します。 意味の違う数値を組み合わせると、計算が合っていても判定は間違います。

私は、表示が読める手持ち品なら、そのまま持つ選択を先に考えたいです。 数字が消えかけている物は、容量が小さそうに見えても少し気になります。 購入履歴だけでは手元の本体との対応が曖昧になるため、メーカー名と型番、本体表示の写真をそろえ、出発前に運航会社へ確認した方が判断を残せます。

100Whと160Whの境界を分ける

国内の基本案内で示されるモバイルバッテリーの上限は160Whです。 ただし100Whを超えると、カメラなどの大きな予備電池との組み合わせや、海外の運航会社の承認条件が関わります。 旅行用に新しく選ぶなら、必要量が100Wh以下に収まるかを先に考えるのがよさそうです。

大容量を選べば充電の回数を減らせる反面、重量が増え、確認する条件も増えます。 「持ち込める最大容量」と「その旅行に必要な容量」は、同じではありません。 日中に使い、夜は宿で充電できる行程なら、数日分を一度に持つ必要があるかを考え直せます。

到着後に使う電源が手元になく、USB-C対応のスマートフォン用に比較するなら、Anker Zolo Power Bank(10000mAh、型番A1688012)が一つの候補です。 Anker公式の製品仕様では、USB-Cケーブル一体型で、重さは約212gです。 ただし、10000mAhという商品名だけでWhや搭乗便への持ち込みを確定させず、届いた本体の定格表示と、実際に運航する航空会社の条件を照合してください。 Lightning端末には別の対応ケーブルが必要で、機内でスマートフォンを充電する用途には使いません。

モバイルバッテリーの容量表示を荷造り前に確かめる

2個の上限は、家族の荷物をまとめる前に確認する

家族旅行では充電関係を一人のポーチへまとめたくなります。 ケーブルを探す手間は減りますが、誰が何個持つか分からないまま空港へ着くと、その整理を保安検査の前でやり直すことになります。 荷物を一括管理したい気持ちと、一人ごとの条件が噛み合いにくいところです。

モバイルバッテリーは1人2個までです。 バッグを二つに分けても、一人が持つ個数の上限は増えません。 2個を一つの箱へ入れても、1個扱いにはなりません。 持つ人と物を出発前に対応させ、同行者の分も個々に状態と容量を確認します。

ノートパソコンやスマートフォンに内蔵された電池は、外付けのモバイルバッテリーと同じ数え方ではありません。 一方、他の電子機器を充電する目的の電池は、形が違ってもモバイルバッテリーとしての確認が必要です。 コンセントのプラグが付いた一体型も、「充電器に見えるから数えない」とは判断できません。 電池を内蔵するか、他の機器へ電力を供給する用途かを仕様で分けます。

予備の電池がある人には、もう一つ分岐があります。 国土交通省の最終案内資料では、100Whを超え160Wh以下のモバイルバッテリーと、同じ容量区分の予備電池は、合わせて2個までです。 100Wh以下のモバイルバッテリーも含め、モバイルバッテリー自体の上限は2個のままです。

持つモバイルバッテリー 追加できる100Wh超160Wh以下の予備電池
100Wh以下を2個 2個まで
100Wh以下を1個、100Wh超160Wh以下を1個 1個まで
100Wh超160Wh以下を2個 持ち込み不可

この表は国交省の容量と組み合わせの基本条件です。 航空会社は、予備電池の総数などに追加の制限を設けています。 たとえばANAは、100Wh以下のリチウムイオン予備電池について1人20個までと案内しています。 撮影機材を複数持つ場合は、モバイルバッテリーだけを数えて終わらせず、ANAの予備電池の案内など、実際に利用する会社の全条件を照合します。

私は、スマートフォン用の電源だけを持つ旅行と、撮影機材を持つ旅行を同じ荷造り表へ押し込まない方がよいと思います。 前者なら1個か2個の確認で終わる話が、後者では電池の種類ごとの確認になります。 必要な機材が多い人ほど、出発前に電池だけの一覧を作る価値があります。

預けるスーツケースから出して、個別に保護する

荷物が重いと、小さな電池くらい預けてしまいたくなりますよね。 ただ、モバイルバッテリーは受託手荷物に入れられません。 電源を切っても、空に近い残量でも、預けてよい物には変わりません。

国交省と航空会社は、短絡を防ぐために端子を保護する、または電池ごとに袋や保護ポーチへ入れる方法を案内しています。 短絡は、端子などが金属と接触して意図しない電流が流れる状態です。 鍵や硬貨と一緒に無造作に入れる持ち方は避けます。

高価な専用ケースがないと飛行機へ持ち込めない、という条件ではありません。 手元にある個別の袋やポーチで航空会社が求める保護を満たせるなら、それでよいと思います。 大きな充電ポーチに電池を二つと鍵を一緒に入れるだけでは、「個々に保護」とは別の状態になります。 買い物の前に、中で何と触れるかを見たいです。

荷造りが終わった段階では、次の場所を一度だけ探します。

  • 預けるスーツケースの前ポケットと内側の小物入れ
  • 普段使いのバッグに入れたままの予備電源
  • 家族の充電ポーチにまとめたバッテリー
  • 充電機能のあるバッグから取り外せる電池
  • カメラや撮影機材と一緒に持つ予備電池

見つけた物を全部持つ必要はありません。 旅行中に使う物だけを残すと、機内で管理する数も減らせます。 普段のバッグと旅行用バッグの両方へ入れていた予備が重複しているなら、片方を家に置けます。

搭乗口でバッグを預けることになったら

機内持ち込みのつもりだったバッグが、当日の案内で預け入れになることがあります。 この場面では、荷造り時に守ったルールがそのままでは通りません。 預ける前に係員へバッテリーが入っていることを伝え、モバイルバッテリーと必要な予備電池を取り出します。

急いでいると、小物を一つずつ探すのは面倒なものです。 私は、個別保護した電池を、バッグの奥に埋めず取り出せる位置へ置く方を選びます。 バッグの外ポケットへむき出しで入れるという意味ではありません。 端子の保護を保ったまま、預ける荷物から分離しやすい配置にします。

電池を一つずつ保護し、鍵や硬貨と分けて収納する

機内では充電せず、手元で管理する

持ち込みが認められると、「使ってもよい」と受け取りやすくなります。 ところが、2026年のルールでは持ち込むことと充電することが分かれています。 ここは旅行の予定を変える差です。

ANAの2026年4月24日からの案内は、機内電源からモバイルバッテリーへの充電を禁止し、モバイルバッテリーから電子機器への充電を控えるよう求めています。 国交省の最終資料も、バッテリーへの充電と電子機器への充電をしないよう示しています。 機内ではどちらも行わない計画にします。

法令上の禁止と協力要請を一括りにして「すべて同じ罰則」と説明するのは正確ではありません。 国交省の資料では、預け入れ、容量、短絡防止、個数、バッテリーへの充電を、違反時に罰則の可能性がある項目として挙げています。 電子機器への給電についても、機内で行わず、航空会社と客室乗務員の指示に従います。 罰則の有無を、機内で使うかどうかの判断材料にはしません。

座席上の収納棚には、バッテリーを入れません。 国交省は座席ポケットなど、手元での保管を案内しています。 実際の置き方は座席や航空会社の指示に合わせ、座席の隙間へ落としたり、通路をふさいだりしない位置にします。 バッグを収納棚へ上げるなら、その前に個別保護したバッテリーを取り出す段取りです。

ポーチへ入れれば見えなくなるのに、手元に置く意味はあるのかと思う人もいるはずです。 手元での管理と端子の保護は、両方必要な条件です。 保護した電池をそのまま遠い棚へ入れることも、見えるようにむき出しで鍵と並べることも避けます。 私は、小物をまとめるきれいさより、状態に気づきやすく係員へ伝えやすい持ち方を優先したいです。

異常があれば、自分で片づけようとしない

機内で熱さや異臭、煙などの異常に気づいたら、すぐに客室乗務員へ知らせます。 膨らんだ電池を押したり、穴を開けたり、荷物の奥へ隠したりしてはいけません。 座席の隙間へ落とした場合も、座席を動かして挟み込む前に乗務員へ伝えます。

飛行中に周りへ迷惑をかけたくない気持ちはあっても、電池の異常は早く伝える場面です。 温度が下がるまで見守ろうとせず、場所と状態を短く知らせれば、乗務員の判断につなげられます。 市販の袋へ入れてあることを、報告しなくてよい理由にしないでください。

座席上の棚へしまわず、小さな手荷物を座席の近くで管理する

飛んでいる間の電池切れは、搭乗前の準備で減らす

長いフライトでスマートフォンの電池が切れるのは困ります。 到着後に地図や連絡先を使う予定があると、動画を見るのもためらいますよね。 それでも、機内でモバイルバッテリーを使う前提に戻すのではなく、電気を使う時間と充電する時間を分けたいです。

まず、自宅や宿を出る前にスマートフォンを充電します。 空港で充電するつもりなら、使える場所と搭乗時刻を確認し、充電のために保安検査や搭乗へ遅れない余裕を残します。 空港の電源が必ず空いているとは限らないため、出発時点の残量を土台にします。

機内備え付けの電源からスマートフォンなどを充電する方法は、国交省の案内でも示されています。 ただし搭乗する機材に電源があるか、USB端子かコンセントか、使える時間や出力は、運航会社の機内設備案内と当日の指示で確認します。 機材変更もあるため、電源だけを頼りに残量を減らして搭乗しない方がよさそうです。

ここで必要なのは、大きなバッテリーより、手元の端末と電源に合うケーブルかもしれません。 USB-C端子のスマートフォンでも、機内側がUSB-Aなら、USB-C同士のケーブルだけではつなげません。 対応するケーブルをすでに持っていれば、新しい充電器を足す理由はありません。

機内で使う内容も、出発前に少し変えられます。 映画や音楽、必要な資料を事前に保存しておけば、通信環境がない場面でも取り出せます。 画面の明るさや省電力設定は使い方に合わせて調整し、無線通信と機内モードについては航空会社の案内に従います。 バッテリー節約のために、安全のための機内設定を変えてはいけません。

私は、到着後に必要なものを先に決めて残量を配分する考え方が合うと思います。 移動先の住所、宿の連絡先、予約番号などを別の形でも控えておくと、スマートフォンが使えないときの困りごとを減らせます。 搭乗用のバーコードは、航空会社によって使える表示方法が異なるため、単なるスクリーンショットで代用できるとは決めつけません。

短距離便なら、機内で充電しないこと自体が大きな不便にならない人もいます。 長距離便で機内電源も使えないなら、読書や睡眠の時間を増やす、仕事を搭乗前に済ませるなど、電気を使わない行動へ寄せる方が現実的です。 着陸するまでの使い方と、到着後に使う予備電源を分けると、持ち込みルールが旅行全体の制約に見えすぎなくなります。

国際線は往復と乗り継ぎの運航会社まで見る

日本から出る便を確認しただけで、帰りも同じと思いたくなります。 往復の予約を一度に取っていると、途中で別の会社が運航する区間は見落としがちです。 海外旅行では、航空券の見た目より実際に飛行機を運航する会社を見ます。

国交省は、航空会社がより厳しいルールを設ける場合があるため、各航空会社の指示に従うよう案内しています。 日本の基本上限が160Whだからといって、海外のすべての便で同じ物を無条件に持てるという意味ではありません。 出発地の規則、容量、事前承認、表示要件、持ち込み個数を、区間ごとに照合します。

たとえばキャセイパシフィックは、1人2個までという持ち込み上限に加え、機内でのモバイルバッテリーの使用と充電を禁止しています。 国内の案内で見た言葉だけを頼りにせず、搭乗する会社の規定へ戻る必要があります。 一社の説明を「国際線共通」として扱わない方がよいと思います。

予約を確認するときには、出発便だけでなく復路と乗り継ぎ便を一列ずつ書き出します。

区間 出発前に確認するもの
日本からの出発便 実際の運航会社とモバイルバッテリー規定
海外での乗り継ぎ便 運航会社、出発空港の保安案内、必要な承認
海外からの帰国便 帰りに持つ製品の表示、容量、個数
旅先で追加購入する場合 購入前に帰国便へ持ち込める製品か

旅先で安いバッテリーを見つけても、帰りの便で確認できる表示がなければ扱いに困ります。 せっかく買った物を空港で手放すのは惜しいところです。 旅行中に買い足す必要があるなら、支払う前に型番と表示を確認し、不明点は運航会社へ問い合わせます。

相談するときは、「20,000mAhを持てますか」だけでは情報が足りない場合があります。 製品名、型番、Wh、本体の表示写真、個数、予備電池の有無、搭乗区間と日付をまとめると、回答が自分の荷物に対応します。 返答が得られず持ち込み可否を確定できない物は、その旅行では外す方を私は勧めます。

往路と復路、乗り継ぎ区間の運航会社を旅程で確認する

旅行用に買い替えるなら、容量より先に表示と状態

新ルールを知ると、「飛行機対応」と書かれた物へ買い替えたくなるかもしれません。 ただ、その言葉だけで航空会社の条件を満たすとは判断できません。 すでに持っている製品が必要な容量で、表示を確認でき、異常やリコール対象の問題がなければ、買い替えは必須ではありません。

私は、使える手持ち品を残せるかを見てから、不足分だけ選ぶ順番がよいと思います。 長期の旅行でも毎晩充電できるなら、泊数と同じだけ容量を増やす必要はないからです。 反対に、到着直後から地図や連絡に使い、長時間充電できない行程なら、日中の使い方に合う予備電源が購入候補になります。

選ぶ前に、メーカー公式ページと本体表示で次の点をそろえます。

  • メーカー名、型番、問い合わせ先が確認できる
  • Wh、定格容量、定格電圧の対応が分かる
  • 搭乗する全区間の容量と個数の条件を満たす
  • スマートフォンとケーブルの端子が合う
  • 充電方式や必要な出力に対応している
  • 本体の寸法と重量を許容できる
  • リコール対象でなく、国内での販売に必要な表示がある

経済産業省の注意喚起は、モバイルバッテリーを購入するときにPSEマークを確認し、使用中の製品もリコール対象になっていないか確認するよう示しています。 PSEの表示だけで、どの飛行機にも持ち込めるという意味にはなりません。 販売時の安全上の表示と、航空輸送の容量や個数の条件は別々に満たします。

ケーブル一体型は持ち物を減らせそうに見えますが、端子が合わなければ別のケーブルが必要です。 本体へ直接挿す形では、端末ケースとの干渉も仕様で確認したいです。 私は、充電の速さだけを比べるより、旅行中に毎日持てる重さと、必要な機器へ確実につなげることを重く見ます。

収納用品はもっと控えめに選べます。 端子を守る方法が手持ちの袋で足りるなら、専用ポーチの購入は不要です。 バッグの中で取り出しにくい、金属製の小物と混ざる、電池同士が接触する、といった不足がある場合にだけ、個別収納できるものを候補にします。 耐火や防爆という表示を、容量制限や機内での扱いを省略できる性能と受け取らないでください。

手持ちの品を使えず買い替えることになったら、前半で挙げたAnker Zolo Power Bankも、端子と重さが合うかを確認してから選びます。 USB-Cケーブルを一体で持ち歩ける一方、約212gあるため、軽い荷物を最優先する人にはその重さも比較材料です。 私は、規則が変わったことだけを買い替え理由にはしません。 今ある品の表示と状態、全区間の条件に問題がなければ、購入は不要です。 新しく買う場合も、届いた本体の表示を確認し、メーカーの取扱説明書に従って扱います。

膨張、破損、リコールを出発前に見つける

容量の条件を満たしていても、状態が悪い電池を持ってよいわけではありません。 長く引き出しへ入れた予備を旅行のときだけ取り出すなら、数字を見る前に本体を確かめます。 残量ランプが点くと、ついまだ使えると思ってしまいます。

NITEが2026年7月15日に公表した注意喚起では、リチウムイオン電池を搭載した製品を高温の場所で使ったり保管したりしないこと、強い衝撃や圧力を加えないこと、異常を感じたら使用を中止することを示しています。 旅行では、持ち歩く間の扱いもこの条件から外れません。

外装がふくらんでいる、割れている、変形している、異常な発熱やにおいがある場合は、使用をやめます。 「今回だけ使って帰ってから交換する」という選び方は勧めません。 新しい物を買う時間がなければ、そのバッテリーを外し、充電できる場所とスマートフォンの使い方を変える方へ進みます。

リコールの確認では、メーカー名だけで判断せず、型番、対象の製造番号や販売時期などをメーカーの案内と照合します。 経済産業省のリコール情報から確認する方法もあります。 同じ外観でも対象が分かれる場合があるため、家族が持つ似た製品まで一緒に判定しません。 対象なら、メーカーが示す使用中止と回収の手順に従います。

空港へ向かう車の中にも置き忘れないようにしたいです。 炎天下の車内や直射日光の当たる場所は、高温を避けるという使用条件に合いません。 飛行機に乗る時間だけ気をつけても、空港までの移動や旅先の保管が雑になれば、電池の扱いとしては不十分です。

持ち込めなかった物を、その場で発送できるとは限らない

空港で断られたら宅配便で送ればよい、と考えると準備を後回しにしやすくなります。 国交省は、持ち込みできなかったバッテリーなどは貨物としても航空輸送できない場合があるため、運送業者へ確実に申告するよう案内しています。 電池であることを隠して送ってはいけません。

空港に回収箱があるとも、航空会社が保管してくれるとも決めつけません。 係員へ相談し、発送なら運送業者の条件、処分ならメーカーや自治体の回収方法に従います。 一般ごみに混ぜる方法は選ばないでください。 旅行の直前に困る物を減らすためにも、この確認は家で済ませたいです。

出発前にバッテリーの外観とメーカーの回収案内を確かめる

よくある迷い

20,000mAhなら飛行機に持ち込めますか

定格電圧が3.7Vの電池なら、計算上は74Whです。 ただしmAhだけで確定せず、本体のWh表示、電池の状態、個数、運航会社の条件も確認します。 本体の数値が不明なら、見た目や商品名から推測せず、メーカーと運航会社へ問い合わせます。

30,000mAhの製品は全部禁止ですか

30,000mAh、3.7Vなら111Whで、160Wh以下ではあります。 100Whを超えるため、予備電池との組み合わせや各運航会社の承認条件などを確認する必要があります。 一律に禁止とも、一律に持ち込み可能とも言えません。 旅行に必要な容量がもっと小さければ、条件確認の少ない物を選ぶ方が合う人もいます。

スマートフォン本体も2台までですか

モバイルバッテリーの2個制限は、スマートフォン本体の台数制限ではありません。 携帯型電子機器本体には別の条件があるため、複数の端末や撮影機材を持つ場合は航空会社の電子機器の欄を確認します。 モバイルバッテリーと電子機器を一つの数字で数えないようにします。

ケーブルを外せば機内で持っていて大丈夫ですか

ケーブルを外しただけでは、容量、個数、端子の保護、収納場所の条件を満たしたことになりません。 それぞれ確認したうえで、機内へ持ち込みます。 充電をしない状態でも、座席上の収納棚へ入れず、航空会社の案内どおり手元で管理します。

荷物検査では袋から出す必要がありますか

保安検査場の設備や係員の案内に従います。 全国一律に「必ず出す」「絶対に出さない」と決めず、取り出しを求められたら端子の保護を保って提示します。 底へ詰め込まず、個数と表示を確認しやすい場所にしておくと、その指示に対応できます。

防災用の大容量電源も同じですか

ポータブル電源などを、一般的なスマートフォン用バッテリーと同じ感覚で荷物へ入れないでください。 電池の種類、Wh、機器の用途によって扱いが異なります。 160Whを超える一般的なリチウムイオン電池は持ち込みできないため、製品仕様をそろえて運航会社へ事前に確認します。 医療機器や移動補助機器は別の手続きが関わるので、専用の相談窓口を使います。

出発前に、本体表示と入れ先を決める

旅行の前夜にバッテリーを一つ増やすと、電池切れの不安は少し減る気がします。 ただ、2026年の飛行機では、個数を増やすより先に確かめることがあります。 私は、今ある物の表示と状態を見て、持つ物を決めるところから始めたいです。

本体のWhが読めるか、異常やリコール対象の問題はないか、運航する全区間で持ち込めるか。 その確認ができた物を2個以内に絞り、個別に保護して、預ける荷物から分けます。 機内でのスマートフォンの電力は搭乗前の充電と利用できる機内電源で考え、モバイルバッテリーは到着後に使う物として準備します。

手持ち品でこの条件が満たせるなら、買い物を追加しなくて構いません。 表示が分からない物だけが残った場合は、出発するまでにメーカーと運航会社へ確認し、判定できなければ外します。 荷物を閉じる前に、持って行くバッテリーを机へ一度出す。 そのひと手間からなら、旅行の準備を増やしすぎずに始められると思います。