カップルのバケットリストは、作った瞬間より、その三か月後に価値が分かります。
項目が増えただけなのか。次の休日の予定が決まったのか。叶えたことが、ふたりの思い出として残ったのか。アプリを比べるなら、登録画面のかわいさだけでなく、この流れを見る必要があります。
先に選び分け
実行準備と完了記録まで一つにつなげるならのこりび、通知や進捗表示ならOur Wish、願いの発見と年別リストなら100wish、TODOやペットも含む広い共有空間ならOur Bucket Listが候補です。
4アプリを「叶えるまで」で比較
| アプリ | リスト共有 | 実行を助ける機能 | 叶えた後 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|
| のこりび | 招待コードでパートナー連携 | 目標日、カテゴリ、共有TODO | 完了メモ・写真、Memory Line | iOS 26以降。通知特化ではない |
| Our Wish | リアルタイム共有 | 進捗、カレンダー、通知、ウィジェット | タイムライン | 機能範囲は現行ストアで再確認が必要 |
| 100wish | 共有リストはPro機能 | 年別リスト、AIの願い提案 | 写真、メモ | 英語のみ。共有の無料範囲に注意 |
| Our Bucket List | パートナーと共有 | 共有TODO、カレンダー、ペット | Memory Tree | 多機能なので主目的を決めたい |

のこりび:目標をTODOへ分解し、完了後まで残す
のこりびでは、旅行、デート、食べたい物、暮らしの目標などをバケットリストへ登録できます。カテゴリと目標日をつけ、必要な準備を共有TODOへ分けられます。
「北海道へ行く」だけでは、次の一歩が曖昧です。「候補日を三つ出す」「予算を決める」「宿を予約する」まで分けると、どこで止まっているかが見えます。
完了時には写真とメモを残せ、記録はMemory Lineへ並びます。未来のリストと過去の思い出がつながるため、「済」にして終わりたくないふたりに向きます。
Our Wish:進捗、通知、ウィジェットで動きを見える化
Our Wishは、公式説明でリアルタイムの共有、進捗管理、タイムライン、カレンダー、ウィジェット、通知を案内しています。
「リストを忘れない仕掛け」が欲しい人には比較しやすい構成です。達成度を見える化し、ホーム画面や通知から戻る導線を重視するなら有力です。
一方、のこりびは共有TODOと完了記録の接続が中心です。進捗率や通知で背中を押してほしいならOur Wish、準備の役割分担と達成後の写真・メモを一つの流れで持ちたいならのこりび、と分けられます。
100wish:願いを見つけ、年ごとに育てる
100wishは、その名のとおり最大100件の願いを並べる体験が中心です。写真やメモ、年ごとのリスト、AIによる願いの提案が公式説明に挙げられています。
「そもそも何を一緒にしたいか思いつかない」という段階では、発見を助ける機能が魅力です。年単位でリストを作りたい人にも向きます。
注意点は、公式説明で共有リストがPro機能とされていること、App Storeの言語欄が英語であることです。ふたりで無料から試したい日本語ユーザーは、インストール前に現行の課金条件を確認してください。
Our Bucket List:バケットリストを広いカップル空間に置く
Our Bucket Listは、共有バケットリストに加えて、共有TODO、カレンダー、Memory Tree、ペットなどを備えると案内されています。
目標管理だけでなく、日常の共同作業や継続の楽しさも一つにしたい人向けです。ペットのようなゲーム性が習慣づくりに合うふたりもいるでしょう。
反対に、入力と完了の流れを簡潔に保ちたい人には、機能が広く感じられる可能性があります。使う前に「リストとTODOだけ」「カレンダーまで」など、ふたりの範囲を決めるとよいでしょう。
バケットリストを放置しない5つの条件
1. 項目を行動の大きさで書く
「海外へ行く」より「今年、台湾で朝ごはんを食べる」のほうが、期限と準備を考えやすくなります。
2. 期限は約束ではなく、見直す日として置く
目標日を守れなかったから失敗、ではありません。その日に「まだ叶えたいか」をふたりで見直せれば、リストは死にません。
3. 次の一歩を一つだけ決める
宿を決める前に、まず候補日を出す。大きな目標ほど、最初のTODOを小さくします。
4. 片方だけが管理者にならない
共有できても、入力も確認も一人だけなら共同リストになりません。週末に一件ずつ追加するなど、同じタイミングで触る仕組みが必要です。
5. 完了後の記録を重くしすぎない
写真一枚と一行のメモでも十分です。詳細な日記を必須にすると、達成のたびに宿題が増えます。
目的別のおすすめ
- 準備を分担し、完了後を思い出にしたい:のこりび
- 通知、ウィジェット、進捗表示を重視したい:Our Wish
- 願いのアイデアが欲しく、年別に100件を楽しみたい:100wish
- TODO、カレンダー、ペットまで一つにまとめたい:Our Bucket List
無料範囲、課金、対応言語、OS要件は変更されます。ふたりとも使えるかを、各ストアの現行表示で確認してください。
まとめ:「書ける」より「次に進める」を選ぶ
バケットリストアプリは、願いを保存する器です。しかし、叶うかどうかを分けるのは、期限、次の一歩、役割分担、完了後の振り返りまでを無理なく続けられるかです。
のこりびは、共有TODOとMemory Lineによって、その前後を一本にします。通知やアイデア提案が最優先なら他の候補が強い。だからこそ、自分たちが止まりやすい場所から選ぶのが正解です。
公式情報

