「いつか一緒に行きたいね」と話した場所を、数か月後も覚えていますか。
会話の瞬間には大切だったのに、チャットの履歴へ流れ、予定にならない。実行できても、写真だけがカメラロールに残り、ふたりの物語としては振り返りにくい。のこりびは、この「話した」「決めた」「叶えた」の間をつなぐためのiPhoneアプリです。
先に結論
のこりびが向くのは、アプリ内で会話を増やしたいふたりではなく、普段の会話で出た「やりたい」を実行し、思い出として残したいふたりです。
のこりびでできること
のこりびの中心は、単独のカウントダウンでも、単独のTODOでもありません。時間を意識し、ふたりの希望を予定に変え、完了後まで残す一連の流れです。

ふたりのバケットリストを共有する
旅行、デート、食べたいもの、暮らしの目標などを登録し、パートナーと共有できます。項目にはカテゴリや目標日を設定できるため、「いつか行きたい」を一覧に保存するだけでなく、次に叶える候補へ近づけられます。
完了時にはメモや写真を残せます。終わった項目が単に消えるのではなく、達成した思い出へ変わることが、一般的なタスクリストとの違いです。
共有TODOで当日までの準備を進める
バケットリストが「何を叶えたいか」なら、共有TODOは「次に何をするか」です。
たとえば旅行なら、宿を探す、休みを合わせる、チケットを取る、といった準備をふたりで分担できます。完了状態や並び順はパートナーと共有されるので、別のメッセージで進捗を確認し直す手間を減らせます。
記念日の「次」と「これまで」を見る
記念日は、ふたりで共有する日と自分だけで管理する日を分けて登録できます。次の記念日までの日数と、その日から積み重ねた時間を見られ、カバー写真も設定できます。
ただし、現時点の公式説明では、記念日ごとの通知や記念日専用ウィジェットは主要機能として案内されていません。忘れないための強いリマインダーが最優先なら、通知に特化した記念日アプリも比較したほうがよいでしょう。
Memory Lineで叶えたことを振り返る
バケットリストを完了すると、記録はMemory Lineへつながります。いつ、何を叶え、どんな写真やメモを残したかを時系列で振り返れます。
未来のリストと過去のアルバムが別々ではない。この接続が、のこりびの設計でいちばん特徴的なところです。
人生カウントダウンを「今日」の判断材料にする
ホーム画面には、平均余命を参考にした人生カウントダウンがあります。これは寿命を予測する医療機能ではありません。残り時間を正確に当てるものでもなく、時間が有限であることを穏やかに思い出すための表示です。
数字を不安の材料にするのではなく、「次の休みに一つ叶えよう」と行動を選ぶきっかけとして使う機能です。ホーム画面用ウィジェットにも対応しています。
使い始め方は3段階
- 自分のプロフィールを設定し、招待コードでパートナーと連携する
- まず一つ、ふたりで叶えたいことを登録する
- 必要なら目標日と共有TODOを追加し、完了後に写真やメモを残す
最初から大量の項目を入力する必要はありません。「今月食べに行きたい店」のように、実現しやすい一件から始めるほうが、アプリの流れを確かめやすくなります。
無料で始められ、Proは拡張のための選択肢
App Storeでは無料アプリとして配信され、アプリ内課金があります。Proでは広告を外し、テーマや写真関連の容量・共有を拡張できます。価格は国や時期で変わるため、購入前にアプリ内の現行表示を確認してください。
まず無料で、入力のしやすさやパートナーとの共有が生活に合うかを確かめるのが自然です。
のこりびが向く人・向かない人
向いている人
- 普段の連絡はLINEなどで足りており、決めたことだけを整理したい
- 旅行やデートの候補を、期限と準備まで含めて共有したい
- 達成した項目を写真とメモで振り返りたい
- 記念日と、ふたりのこれからの目標を一つのアプリで見たい
- 日本語と英語のどちらかで使いたい
別のアプリも比較したい人
- アプリ内のチャットや通話を中心にしたい
- 毎日の質問、診断、ゲームで相互理解を深めたい
- 記念日の通知やウィジェットの細かなカスタマイズが最優先
- Android端末と組み合わせて使いたい
- 端末変更時の自動バックアップを必須条件にしたい
のこりびは、iOS 26以降のiPhone向けです。ふたりのどちらかがAndroidの場合や、古いiOSを使っている場合は選択肢になりません。
他のカップルアプリとの違い
BetweenやPairyは、チャット、アルバム、カレンダーを含む「ふたりのコミュニケーション空間」が中心です。SumOneは毎日の質問を通じて相手を知る体験に強みがあります。
一方、のこりびはチャットを置かず、普段の会話のあとに残る「何を叶えるか」へ焦点を絞っています。競合より多機能という意味ではなく、会話の代替ではなく、会話を行動へ変える場所という違いです。
まとめ:話したことを、ふたりの履歴へ変える
のこりびは、バケットリスト、共有TODO、記念日、Memory Lineを一続きにしたカップルアプリです。
チャットや毎日の質問が欲しいなら、より適したアプリがあります。しかし「行きたいね」で止まることを減らし、叶えたあとまで残したいなら、設計の方向ははっきりしています。
最初の一件は、大きな夢でなくてかまいません。次の休日に食べたいもの、今年見たい景色、ふたりで片づけたい小さな用事。その一件が完了したとき、のこりびが自分たちに合うかを判断できます。
公式情報

