最近、AIを使っていろいろなことができる時代になりましたよね。絵を描かせたり、文章を書かせたり…と、ちょっと前までのSFが当たり前のように実現しています。
そんな中、ついに音楽を生成するAIも登場してきました。今回はその中でも「Suno」というサービスを使ってみたので、その体験をシェアしたいと思います。
実は私、音楽の専門家でもなんでもないのですが、「AIで曲作りなんてちょっと面白そう!」とワクワクしてしまったんですよね。
結果的に、簡単に楽曲を作成してYouTubeに投稿してみたら、想像以上にそれっぽい感じに仕上がって感動しちゃいました。
この記事では、「Sunoって何?どうやって使うの?」というところから、ChatGPTで歌詞を作成した流れ、さらにはOpenAIのsoraを使ってループ動画を作り、それをYouTubeにアップしたところまでをまとめて紹介します。
もし音楽やAIにちょっとでも興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
1. SunoってどんなAIなの?
まずは「Sunoってそもそも何?」という話から。Sunoは、AIが自動で音楽を作り出してくれる音楽生成サービスです。
イメージやスタイルなどを指定すると、それに合ったメロディや伴奏、を出力してくれます。さらには歌まで歌ってくれます。「こういうジャンルで、こういう雰囲気の曲を…」と指定するだけで、AIが音楽を作っちゃうというわけですね。
私が初めて使ったときは正直「本当に曲なんて作れるの?」と半信半疑でした。でも実際にやってみると、思っていた以上にそれっぽい楽曲が生成されてビックリ。
「あれ、これちゃんと曲になってるじゃん!」と思わず口にしてしまったほどです。まだまだ試行錯誤の余地はあるけれど、初心者目線で見るとかなりの完成度だと感じました。
注意点として、Youtubeで収益が上がる場合など、商業利用は有料会員の状態で作成する必要があります。無料でも楽曲は作成できますが商業利用すると規約違反となるため注意が必要です。
2. ChatGPTで歌詞を作成する
「せっかく音楽を作るなら歌詞も欲しいよね」ということで、私は大好物のChatGPTにお願いしてみました。
これがまた便利で、ざっくり「優しい雰囲気の英語歌詞をお願い、テーマは『朝の希望』みたいな感じで!」と言うと、あっという間に1曲分の歌詞が出てきます。そこから好みのフレーズを微調整したり、日本語版を追加したり…。思ったよりも簡単に歌詞ができちゃいました。
ただ、歌詞となるとメロディとの整合性とか韻の踏み方とか、やっぱり人間が手を加えたほうが自然になります。私も「ここは2文字少ないから、ちょっと単語変えよう」とか、「サビでテンション上がる感じを入れてみよう」とか色々試行錯誤。
でも最初のベースをChatGPTが出してくれるだけでも、作業が一気にラクになるんです
私自身、作詞なんてやったことなかったので、「あ、AI作詞があるとこんなにもハードルが下がるのか…」と感心してしまいました。
3. 実際にSunoで楽曲を作ってみる
次に、私がSunoで音楽を作成した流れを簡単に紹介します。これが結構かんたんだったので、びっくりしましたね。
- アカウント登録: まずはSunoのサイトにアクセスしてアカウントを作成。Googleなどのアカウントで登録することもできます。
- 歌詞を入力: 先ほど作成した歌詞をそのまま貼り付けます。
- プロンプトを入力: 「Popスタイルでゆったりしたテンポの曲」「ちょっと幻想的なメロディ」など打ち込みます。指定を細かくすればするほど好みの曲に近づきますが、最初はざっくりでOK。私は「rap metal」とか書いてみました。
- 数十秒で音源が生成: すると、サーバー側でAIが処理して、数十秒後には音源ファイルをダウンロードできる状態に。最初の頃は「待っている間がドキドキ」でしたが、本当にすぐ終わります。
- 音源の確認: 出力された音源を聴いて、気に入ったらダウンロードします。
これだけで曲ができるんだから本当に凄いですよね。私なんて「音楽の理論なんて全然わからない」ってタイプですが、とりあえずこういう雰囲気の曲が欲しいな~というイメージだけあれば作れちゃうんですから。
たまに「これ、ちゃんとループさせると繋ぎが変じゃない?」というときもありますが、それはご愛敬(笑)。
何度かやっていると、いい感じのループ部分が見つかったりするので、それを活かして曲に仕上げるのが良さそうです。
4. OpenAIのsoraでループ動画を作る
曲ができたら次はそれを動画にのせて公開してみたくなりますよね。そこで活躍するのがOpenAIのsora。
これはテキストを入力すると、AIが動画を作ってくれるというもの。私も最近知ったんですが、結構面白いです。
例えば「calm ocean waves in a dreamy sky」のようなプロンプトでお願いすると、AIが幻想的な海の風景を動画として生成してくれます。
音楽PVというほどゴリゴリの映像じゃなくても、繰り返し流れる映像があるだけで、曲に合わせて視覚的な楽しみが増えるのは嬉しいですよね。
最低限「それっぽい動画」にはなってくれるので、初心者的には充分でした。
iMovieを使用して、動画と楽曲を同時に流す動画を作成したら完成です!
5. 完成した動画をYouTubeにアップしてみた
そして最後のステップ、YouTubeに動画を投稿です。私が作った楽曲をOpenAIのsoraが生成したループ映像に乗せて、ちょっとしたPV風に仕上げてみました。
実際にアップロードした動画がこちら:
「おお…自分が“作った”曲が動画になって世界に公開されてる!」という事実だけでちょっとドキドキしちゃいます。再生回数はほぼ身内レベルかもしれませんが(笑)、それでも音楽生成AIと歌詞AI、さらにはループ動画AIを活用して、ここまで作れたのは嬉しいですね。
実際に聴いてみて「もう少しこうしたいな~」という点も多いので、次回は調整や編集をもっと頑張ってみようと思います。
6. まとめ:AIを使えば“音楽クリエイター気分”が味わえる!
というわけで、「Sunoという音楽生成AIを使って楽曲を作り、ChatGPTで歌詞を作り、OpenAIのsoraでループ動画まで用意し、最後はYouTubeにアップしてみた」という一連の流れをご紹介しました。
振り返ってみると、音楽をゼロから作るなんて普通は大変な作業なのに、AIをフル活用したら意外と簡単に実現できちゃうんですよね。
もちろん、「AIに任せるだけで本当にいいの?」とか「人間味が足りないんじゃないの?」といった意見もあるでしょう。
でも私個人的には、敷居がグッと下がったおかげで「音楽クリエイターごっこ」を楽しめたというのは大きなメリットだと思います。自分が頭の中で想像していた曲のイメージを、AIが形にしてくれるのは素直にワクワクしますからね。
あとは、人間が最後に調整すればよりクオリティを上げられるので、「AIが出したものを土台にして、好きにアレンジ」というのがこれからの作曲スタイルとして定着するのかも…と感じました。
もしこの記事を読んで「試しにやってみようかな」と思った方がいたら、ぜひ一度トライしてみてください。SunoやChatGPT、soraなど、どれもわりと簡単に始められるのがありがたいですよね。
自分だけの“AIコラボ楽曲”をYouTubeにアップするのも、意外と身近な楽しみになってきていると思います。
さて、次はどんなジャンルの曲に挑戦しようかな…(ちょっとアイドルテイストもやってみたい気がする)。