Javaを勉強する場合、Oracle社が出しているJava Silver SE 11という資格の取得を目指すことが多いです。
私もJavaを勉強するためと、会社から指示されたため、Java Silver SEを取得しました。
本記事では私の経験や周囲の情報から、Java Silver SE(Oracle Certified Java Programmer, Silever SE 11)を高確率で取得するための方法を紹介します。
2022/2/14 追記
この記事を参考にした方が1発で合格したという話を聞きました!おめでとうございます!
Java Silverを高確率で合格する方法
まずはJava Silverを高確率で合格する方法をご紹介します。
Java Silverを合格するには65%の正答率が必要ですが、高確率で合格するために85%程度の正答率が常に取れるように勉強すると良いです。
85%の正答率を取るためには以下の方法で勉強していきます。
- 紫本を1周して内容を把握する(オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11)
- Oracle公式の動画を見て理解を深める
- 黒本を2周して問題に慣れる(徹底攻略Java SE 11 Silver問題集)
Java Silverの参考書としていわゆる紫本という本が使われることが多いですが、Java Bronzeを取得したレベルの人が紫本の勉強だけで試験に挑戦すると大体60%くらいの得点率になります。
合格するためには65%の正答率が必要ですので、運が良ければ受かりますが大抵落ちてしまいます。
高確率で合格するためには紫本のあとに、公式動画、黒本を使って正答率を高める勉強をするべきです。
※受験料が約30,000円なので落ちると物凄く損です。
ここからは勉強の手順を解説します。
Java Silver攻略法1 紫本を1周して内容を把握する
勉強の始めは紫本を1周して、Java Silverの試験範囲を把握します。
紫本とは「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11」という本のことで、表紙が紫であるため紫本と呼ばれています。
紫本はプログラミング初心者やJava初心者の方でも入門しやすいように、Javaの基礎の基礎からオブジェクト指向、Java Silverの全範囲までを網羅しています。
そのため、まずは紫本を1周することでJava Silverの試験内容を把握しましょう。
ただし紫本の勉強だけで試験を受けるのはあまりオススメできません。
紫本は初心者がJavaの基礎を学んだり、Java Silverの範囲を把握するには最適な本ですが、一方で試験対策という面では模擬試験が2回分付いているだけなので少々物足りません。
私の周りで受験した人で、紫本だけで試験に挑んだ人の半数が1回不合格になっています。
紫本だけで挑むとだいたい得点率が60%程度となるので、問題は選択形式なので運が良くない限り大抵落ちます。
そこで、高確率で合格するために紫本を1周したら試験対策という面で次の対策を取っていきます。
Java Silver攻略法2 Oracle公式の動画を見て理解を深める
紫本を1周した状態だと、なんとなくJava Silverの試験範囲を把握した状態となりますが、試験慣れしていないので紫本の模擬試験を解いても65%取れないと思います。
そこで、まずはなんとなく把握した状態をしっかりと理解して定着させます。
そのためにオススメの勉強が、YouTubeにあがっているOracle社公式のJava Silver解説動画を見てふわふわした知識をしっかり定着させることです。
動画は以下から見ることができます。
動画は2つあり、合わせて2時間程度です。無料です。
紫本で理解が曖昧な部分を集中して見ることで、理解を深めるように使います。
動画はSE11の1つ前のSE8についての動画ですが、試験範囲はほとんどカバーされているので問題ありません。
紫本と公式の動画でJava Silverの出題範囲の知識をしっかりと習得したら、そこそこの確率で合格できるようになりますが、この時点ではまだ知識を身に着けただけで試験対策ができていません。
そのため、確実に合格するためには次の黒本を使用した勉強で、試験対策をしていきます。
Java Silver攻略法3 黒本を2周して問題に慣れる
紫本、公式動画で知識を定着させたら、仕上げに試験対策をしていきます。
試験対策をするかしないかで合格率が大きく変わってくるので、しっかりと対策していきましょう。
試験対策では黒本を2周やりましょう。
黒本とは「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集」という本のことで、紫本と同じく表紙が黒であるため黒本と呼ばれています。
黒本はJava Silverの試験対策に特化した参考書です。
内容のほとんどが実際の問題形式で、問題→解説を繰り返す構成となっています。
実際のJava Silver試験の問題に酷似した問題が使われているので、黒本で勉強していくと試験であれ?この問題黒本で見たぞということが頻発するようになります。
高校受験や大学受験でいう過去問演習のようなことができるというわけです。
黒本を2周まで勉強すると、高確率でJava Silverに合格することができます。
大体得点は85%程度取ることができるようになっているでしょう。
紫本だけで合格することも確かに可能ですが、不合格になってしまうと受験料の30,000円が無駄になってしまいます。再試験を受ける場合、再度30,000円払う必要があります。
黒本は3,740円で購入することができるので、不合格になって30,000円追加で払うよりも断然安く済みますし、不合格になるという経験をしないで済みます。
是非、紫本だけでなく黒本も使用して1発合格を目指してください。
まとめ
Java Silverを高確率で合格するためには以下の勉強をしましょう。
- 紫本を1周して内容を把握する(オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11)
- Oracle公式の動画を見て理解を深める
- 黒本を2周して問題に慣れる(徹底攻略Java SE 11 Silver問題集)
Silverは合格率は高くない試験です。
しかし黒本を使用して試験対策まで行えば、高い確率で合格することができます。
落ちてしまうと受験料(30,000円)が無駄になってしまうので、黒本を使用して1発合格を狙いましょう。
本記事を参考にしていただき、Java Silverに合格していただければ幸いです。
まずはJava Bronzeを取得したい方は以下の記事も合わせて御覧ください。
紫本「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11」
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