Flutter

【2021/10 更新】Flutterの将来性をトレンドやGoogleの情勢から分析した結果

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クロスプラットフォーム開発のフレームワークの中で近年注目されているのが「Flutter」です。

私も2020年の4月頃から注目していて、1年以上Flutterでスマホアプリの個人開発をしています。

本記事ではFlutterの「将来性をトレンドやGoogleの情勢から分析しました。

【国別】クロスプラットフォーム開発のトレンドから見るFlutterの将来性

クロスプラットフォーム開発に使用されるフレームワークでよく使用されるのが「Flutter」、「React Native」、「Xamarin」です。「Ionic」もありますが最近はあまり盛り上がっていません。

いずれのフレームワークもiOSとAndroidをいっぺんに作成することができます。

技術力が高いアメリカ、中国、インドと日本におけるトレンドを見てみましょう。

アメリカにおけるクロスプラットフォーム開発のトレンド

中国におけるクロスプラットフォーム開発のトレンド

インドにおけるクロスプラットフォーム開発のトレンド

日本におけるクロスプラットフォーム開発のトレンド

国別のトレンドを推察する

このように、国別のクロスプラットフォーム開発のトレンドを見るとFlutterがすべての国で1番人気となっています。時点で有力なReact Nativeにも2-3倍程度の

IT先進国で注目されているという点から見ると、ここからしばらくはFlutterがTOPを走ることが想定されます。

逆にReact NativeやXamarin、Ionicは何らかの革新的なアップデートなどが起きない限り、今後のシェアは下がっていきそうです。

Googleの力の入れ具合から見るFlutterの将来性

FlutterはGoogleが開発しているフレームワークです。

Googleといえば今更言う必要もないですが、テクノロジー企業の先頭を走る大企業です。

そしてそのGoogleが今最も力を入れているのがFlutterです。

また、クロスプラットフォーム開発のツールとしても力を入れていますが、「Fuchsia」というOSにも力を入れているようです。

Fuchsiaはスマートフォンだけではなく、タブレット、PC、組込みシステム(ペッパーくんなど)といった幅広いデバイスで動作することを可能としています。

要は全てのものをFuchsiaで制御しようとしているのです。

このFuchsiaはFlutterで作成されています。

→2021/5/24にとうとうFuchsia OSが正式リリースされました!

今後の動向に注目が必要です。当ブログでも情報入り次第公開していきます。

Flutterは全てのものを動かすOSを作るために使用されているので、今後もGoogleはFlutterに力を入れ続けると考えられます。

 

2021/3/4にFlutter(安定版)はver.2.0.0のメジャーアップデートが行われました!

大きな目玉として、スマホアプリだけではなくWeb開発も安定版になりました。

1つのソースでiOS,Android,Webサイトが作れるようになりました!凄く力入っていますね!

FlutterでサクッとWebサイトを作って、GitHubにプッシュするだけでデプロイできてしまいました。お手軽ですね。

Flutter webで作成したサイトをXserverに自動デプロイする手順最近アップデートされた、Flutter 2でFlutter webが公式になりました。 前回の記事では、Flutter webで作...

地味に嬉しいのが、GoogleのAdMob用のプラグインがBeta版ですがFlutter本家から出ました。

また、安定版ではありませんが、デスクトップアプリも開発できるようになりました。2021年後半にはデスクトップアプリも安定版になるそうです。

新しいクロスプラットフォーム開発ツールが出てくるか?

Flutterは今1番注目されており、Googleが力を入れて現在も開発していますが、過去にはXamarinやReact Nativeが1番注目されている時代がありました。

XamarinはMicrosoft(の子会社)が、React NativeはFaceBookといったGoogleに引けを取らない大企業が開発していましたが、Flutterに抜かれてしまいました。

なのでFlutterの後から新しく有力なクロスプラットフォーム開発ツールが出てくることも、もちろん考えられます。

此処から先は予想のレベルですが、

まずAppleやNetflixがクロスプラットフォーム開発ツールを出してくることは考えにくいです。

Appleは全てを自社製品で固めることを目指している動きをするので、Androidアプリの開発に関わるようなことをしないでしょう。むしろ、よりiOSやiPadOSなどに力を入れるでしょう。

Netflixは基本的には動画関連に力を入れているので、こちらもクロスプラットフォーム開発には手を出さないでしょう。

次に、小さな会社が有力なクロスプラットフォーム開発ツールを出してきた場合ですが、Googleであれば買収すると考えられます。買収してFlutterをさらに強化するでしょう。

以上のことから、ここから先はReact Nativeが復活する可能性はありますが、FlutterとReact Nativeの2強状態が続くと考えられます。

FlutterとReact Nativeどちらを選ぶべき?

プログラミングを初めてやる人は、Flutterを選択すると挫折する可能性が低いと考えています。

Flutterは今後も伸びていくことと、今一番伸びていること、他の言語をやるときの入りやすさを考えると初心者であればFlutterがオススメです。(正直今Flutterはかなり盛り上がっていますし!)

また、Javaを触ったことがある人もFlutterを選ぶのがオススメです。

Flutterで使用するDartという言語は、JavaやJavascriptに構文が非常に似ています。そのため、Flutterを学ぶための学習量が少なくなります。

Flutterと比較した結果、React Nativeをオススメできる人は、React(JavaScript)を使用したことがある人です。

結論、Reactを触ったことがあるかつ、学習量を減らしたい人はReact Native、それ以外の人はFlutterをオススメします。

Flutterの将来性は非常に高い

トレンド、Googleの存在、競合が出てくるかという観点からFlutterの将来性を考えると、今後非常に使いやすくなり、Flutterを使える人の需要が出てくるため、高い期待ができます

Googleが開発しているOSの「Fuchsia」が世に広まった場合は、それの開発ツールであるFlutterが圧倒的トップに君臨することは間違いありません。

将来性があるFlutterを今のうちから勉強しておけば、引く手あまたな存在になること間違いなしです。

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